美肌について

美肌作りに欠かせないのが、まず第一に潤いを保持していくことですが、そこで重要な働きをするのがセラミドという成分です。

１０代２０代はセラミドが角質に充分にあり、肌を守りますが、年齢を重ねると減少するので自らセラミドを取り入れて潤いを補います。ということは、若いころと変わらないスキンケアをしていると、潤いが保てず、肌トラブルを招くことにもなるのです。

もうひとつ大事なハリを保って美肌を作り上げるためには、顔のマッサージをしたり顔の運動をする、という方法があるのですが、これは顔の筋肉が衰えることを防ぐことで、ハリを失わないことへとつなげるためです。
マッサージのポイントは、手を下に動かすのではなく、上方向に持ち上げるようにすることです。
それから紫外線による影響も決して良くない場合もありますので、日焼けを防ぐ化粧品は肌を守る上で大切なものです。

人の顔の血液の量は、季節によって多少変化をするものです。暖かくなってくる春は、顔の血液量が下がりだし、冷え始める秋は逆に増えだします。この体の働きは、もともと体に備わった体温調節機能によるもので、暖かくなると冷やそう、寒くなると温めようとするからです。
ただ、この血液の量の減少と気温にズレが生まれると、肌のバリアが低下して美肌作りの妨げになります。美肌を作るのに必要な肌のバリアは、角質層によってその機能が働いています。

角質層の水分を保つことが美肌には何より大切なわけで、そのため水分補給、保湿ケアが重要になってきます。